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プライベートバンク訪問2件目

一見目は、一時間半くらいで終了した。それでも時間は全然足らなかった。彼も話したらないような感じだった。よくプライベートバンクの口座の開き方という本を読むと、お偉いさんとかパートナークラスと夕食をしながらのんびりと世間話をしながら、気がつけば・・・・というタイプとは全然違う。



ガンガン、ポートフォリオの組み方、プライベートバンクの哲学、担当者の考え方、メリット、デメリット等を聞きまくった。多分、彼にしたら、金額の割にはチョコチョコとうるさい客だっただろう。



おいらとしても、銀行側に年率10%弱程度の運用ででかい顔をされては困るのだが・・・・。それでも一見目の相手としては非常に満足いくものだった。プライベートバンクも思ったより最初の敷居は低く、まあ照会等が無くても彼らはビジネスとして付き合ってくれることが分かった



よく、既存関係者の紹介無しではぞんざいに扱われるといわれるが、多分それはその通りだと思う。私がバンカーでも紹介状もない得たいの知れない相手に手取り足取り付き合うほど暇ではない。まあ、最も紹介状があろうともまとまった預金金額が無ければ相手にはしないであろう。



美味しい案件は、その銀行の中でトップの顧客から順番に回る訳で、残念ながら末席の人間にいいものが来るはずはない。日本でも同様である。証券会社は新規公開等でほぼ確実に儲かる案件を何処に回すかを見れば分かると思われる。



でも、中に入ってしまえは、後から信用をつけることも可能であり、担当者が自分の気のあう人であればそれが一番だと思う。長い付き合いになるはずなので・・・・彼が止めなければ・・・・。



二件目は、スイスでもパートナー制度を続けている数少ないプライベートバンクWバンクである。ここで出てきたのは、パートナーではないが一行目よりはかなりシニアは女性であった。ここで一つショッキングな事実が判明。



おいらは、現在税務面ではアメリカ人として扱われているのだが、これは非常にまずいという。アメリカのIRS(国税局)は、アメリカ人のスイス預金において全面開示をスイスに求めており、スイスのプライベートバンクもそれに同意しているようである。(法的解釈が微妙で、本当のところは?)。



USの規制で、スイスのプライベートバンクは、アメリカの領土内にいるアメリカの課税対象者に対して、アドバンスが出来ないらしい。従って、厳密に言えば、絶えず意思決定をするときは、アメリカの領土外で会い、そこで意思決定をする必要があるらしい(一任についてはどうかしらない)。



ということで、ここではアメリカ人は事実上口座開設は不可と言われた。ここでもアドバイスとして、グリーンカードを持っていたら、どこのスイス銀行も相手にしないだろうという。日本に帰国する予定であれば・・・・相手してくれるところもあるかしら・・・・とかいって、最後に「ごめんね」とか言われてしまった。

最初に言えっつーの





昼飯にパスタを奥さんと食べて、気を取りなおして3行目・・・・ここも歴史は100年近くあるバンク・・・・しかし驚く無かれ・・・・バンカーの数は全員で20名強という。



めちゃめちゃ小さい銀行だ。実際、あったバンカーから「君は一体どうやってうちのことを知ったんだ?」と非常に不思議そうでした。日本についての税制もほとんど知らなかったようなので、日本人顧客はほとんどゼロではないかと思った。



内心、おいらの情報力をなめるな!!と思いながらも、ホームページにたどり着いて、非常に洗練されていたので、面談をお願いした・・・と適当に回答しておいた。



ここのアピールポイントは、「独立性」であった。一行目のSバンクにあったことを述べると



「S!!あー、昔はね、結構良かったけど、今はだめ。ただの親会社商品の販社になってしまった。残念だね、あの手の中規模のプライベートバンクはこれから厳しくなる一方だよ。あそこの顧客をひっくり返すのは簡単だから、どこのバンクにも狙われているんじゃないかな・・・・」とのたまう。



「うちはスモールバンクだけど、洗練されたサービスが提供可能、フィーもコスト競争力のある設定にしている。番号口座も追加料金無しで設定可能だよ、実際海外からの口座開設の9割近くがこっちを選択するね」と言っていた。



そりゃ、そうだろ。追加料金なしなら・・・・ねえ、でも実際番号口座にしてみると、顧客満足度100%・・・・なんか得した気分になる。別に何のメリットもない。財産明細を見ても誰のものかわからない・・・・それだけ・・・・そりゃ、財産隠したい人にはメリットあるかもしれないけどそれ以外の人には・・・・・自己満足の世界・・・・。



実際、現在モデル的に組んでいるポートフォリオも数千万円程度では投資信託中心の設定になっていた。ただし、他のプライベートバンクと比較すると、伝統的な株と債券だけでなく、商品先物、為替、ヘッジファンド等も織り交ぜており、比較的新しいもの好きにはいいと思われる。



バンカーの印象も含めて、比較的にガツガツと短期でパフォーマンスを取りに行くアメリカ的なイメージがある。まあ、のんびり屋のプライベートバンクが多い中でこういうのもいてもいいんじゃないかと思う。



4行目・・・・ここまで一行目をのぞき、すべて遅刻しているYoshiっであった。まあ、どうも遅刻するのはあまり珍しくないようで、前のが長引いたんですか・・・?とか、道分かりにくかったですか・・・?とか、暖かく迎えてくれる。



4行目も、数少ないパートナー制のプライベートバンクの一つである。ここも規模は小さい・・・・3行目ほどではないが、100人いくかどうか・・・・でも100年を超える歴史がある。
行ってびっくり、ここのバンカーは日本語が話せる・・・・日本語が話せる・・・・外資系医薬品企業で4年ほど日本に滞在していたらしく、日本語で一言二言挨拶を交わして・・・・英語でプレゼンだった。



ここは、確か一番最初にメールのリアクションが帰ってきたところで印象が非常にいい。日本にも数ヶ月に一度は行っているようで、日本に来る点はアドバンテージである。



パワーポイントでプレゼンテーション資料が用意されていた。他ではなかった。それによると、強みは「独立性」と「顧客へのフルカスタマイズ」ポートフォリオとあった。



ここでも、先ほどのSバンクはターゲットにされており、Snoような中堅プライベートバンクは、生き残れないと言っていた。実際、このバンカーも自分が口座をSにあったらしいが解約したという。彼に言わせれば、スイス人も平均口座を2.8程度持つので、プライベートバンクも用途に応じて複数あけるのが良いのでは・・・といっていた。



おいら、複数のバンクに口座あけれるほど預金ないって・・・・



ここも番号口座フィーはただ!!らしい。日本からもペイオフが解禁になった後から急激に問い合わせが増えたという。まあ、そりゃ預金封鎖があるとは思わないけど、資産課税くらいは、遅かれ早かれ実施されるだろうから・・・・。



ここでは、実際2時間以上議論していた。ここでは、一人腕利きのポートフォリオマネージャーを雇って、一本だけ機関ファンドを運用しているらしい。勿論、ロング・ショート両方可能で投資対象は、株(だけだったか商品が入っているかわすれた)中心で、パフォーマンスは悪くない。安定的に二桁のパフォーマンスをだしており、2000年の後のITバブル崩壊時にも▲数%だったので、腕は確かだ。



安定的に10-15%程度の運用が見込めれば、まあ任せてもいいか・・・・と、頭にちら・・・。



まあ、これがバンクには一番美味しいのは当たり前だが、このパフォーマンスなら、バンカーも自信もって薦められるだろう。



ちなみに、普通の投資信託と最近はやりのヘッジファンドの違いって何って思う人・・・います?ヘッジファンドというのは、昔ながらの投資信託の運用範疇に入らない物の総称なので、中でいろいろ分類される。

一般的に、ヘッジファンドは、ロング・ショートタイプが有名でしょうか?普通の投資信託は、「持っていないものを買うか、持っているものを売る」ことにより、収益を上げるが、ヘッジファンドは「更に持っていないものまで売る」等の手段が増える。



従って、下落相場でもパフォーマンスが稼げる・・・・1998年にLTCMが破綻して、ヘッジファンドが縮小すると思いきや、2000年のITバブル崩壊後の下落相場で一気に拡大してきた。



例え、持っている株が下落しても、売っている株も相場につられて下落するので、ただ保有一本やりの投資信託と比較するとパフォーマンスははるかにいい。



逆に今年のように上昇一辺倒だと投資信託の方がパフォーマンスがいいこともある。ヘッジファンドは、上昇局面でも売っている株があるので、足を引っ張られる。



しかし、ヘッジファンドと投資信託は本質的に思想がことなるようである。あるヘッジファンドマネージャーのインタビューで、

投資信託は一般人の貯蓄代わりである。だから、絶対減らしてはならない(減らしているファンドマネージー多いって・・・)。だからリスクに対して非常に敏感で、銘柄の分散も100銘柄を超えることが常である。指標とするインデックスから、動いても上下5%以下の枠に収まるように設計している。いろんな意味で分散効果を活用している



ヘッジファンドは逆の発想である。集中効果を100%発揮する。自分が得意な手法を更に洗練し、その手法に一点集中・・・・あるときは大損をする・・・・。しかし、ヘッジファンドは富裕層向けの商品で、富裕層は自身の投資先が分散されているので、少しくらい資産が目減りしても痛くない・・・(という前提)。ヘッジファンドのマネージャー自身はリスク分散をする必要性が投資信託ほどない。



確率論的にもそうだが、高いリターンを得る為には、ファンドに組入れる銘柄数を減らす必要がある。多ければお互いが反対の動きをしてトータルでは対したパフォーマンスにならないので・・・。



一般に100銘柄のポートより、20銘柄のポートフォリオの方が、リターンのボラティリティが高い(上にも下にもぶれるということ。少なくとも通常より高いリターンを得る為には、銘柄数を少なくしないと無理である)。外れれば手痛い損失が待っている・・・・バフェットは、ちゃんとした分析をすればよい企業が見分けられるとする・・・。おいらも正しいと思う。�,い牒△匹Δ覆襪瞭鹽世鰺集世垢襪海箸鷲垈椎修世�、�△世韻鰺汁曚垢襪海箸蓮△海寮こΔ任呂修譴曚鋲颪靴い海箸任呂覆ぁ��△�良い方向に向かう企業を見つけたら実現するまでひたすら待つ・・・・・これがバフェットの手法。



まあ、ということで、バフェットは実はヘッジファンドかも・・・・彼は、モダンポートフォリオの一番基本のボラティリティをリスクと考え、ベンチマークとのボラティリティを調整しながらの運用を完全否定している。



やっていることはそれほど難しくない・・・・問題は胆力・・・・である。人間は、資産が目減り時と、資産が増加する時と比較して、同率の変化だと二倍のストレスを感じるという。(例えば、▲5%の資産下落のストレスと同程度のプラスの効用を得る為には+10%のリターンが必要という。



要は、人間は資産は目減りし始めることに対して、非常に弱く、すぐ冷静さを失う。また、資産が目減りすると、急に行動が大胆になるようで・・・・こうなると失敗への道を突き進む。



運用は、70%くらいは精神力で、20%くらい歴史を学び、10%くらいが考えるくらいで調度よさそうである。とにかく人間は弱い生き物である。



日本人は特に集団で同じ行動をとりたがるので、より性質が悪い・・・・。



おいらは、ラスベガスでいつも損するタイプなので、残念ながら、自己制御は弱いし、胆力もないみたい。まあ、それを知っていれば少しはやりようがある・・・・それでも自分が保有する銘柄が下がるのを見るのはいやだけど・・・。



後、お金持ちが儲かって、貧乏人が損をする・・・・これって真実だと思う。先の説明通り、冷静に判断すれば、上がるか下がるかは50:50である。でも、実際は違う。理由は、「平常心を失うから?」。よく、儲かると10%くらいで利益確定して、それが数回成功して、一つだけ含み損銘柄が奈落のこそまで下落して、損失を出すということがおおい。頭で分かっていても、冷静に損切りすることは難しい。



でも、お金持ちは端金だと思うことで、特に平常心を失うことなく、冷静に判断できる・・・・そうするとまあ普通にやっていればそれなりに・・・・。



まあ、横道それ雄君になってしまったから、また今度・・・。




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