株って、難しい?

ちょっと難しい話です。株価の話をする時にPERという指標を良く使います。”この銘柄はPER30倍なのでちょっと高いですね”とか”この株は成長銘柄だからPER30倍までは正当化されるでしょうか”etc.
このPERって色々難癖つけられながら、シンプルなので何十年も使われ続けています。
ところで、このPERって平均何倍か知っていますか?日本はPERが異常に高い例外的な国とよく言われましたが、例えばアメリカの過去何十年とさかのぼって見たときの平均は15-17倍くらいだったと思います(ざっくり)。
ところで、今のTOPIX(東京株価指数)のPERって何倍でしょうか?一つ目の表の真ん中に赤字で”Est PER 17倍”とあると思いますが、今年の予想利益によるPERは17倍なんですね。
日本だけで見ると歴史的に見てめちゃ低いです。もし日本にもう一度バブルが来ると思う方がいればまだまだ絶好の買場です。買って10年間寝かせて起きましょう。そして倍になった時に売れば、年率は7-8%程度の利回りにはなるかも。
(ここからが言いたかったことなんです、すみません、前置きの長い男で。)
それはさておき、二つ目の図の�い慮�式を見てください。これに当てはめると、PERが17倍というのは日本がどのような状態にあることを示唆しているかというと・・・・・・
割引率 - 投資する人が、投資から欲しいと思う利回り。
長期成長率 - 長期的に平均的に伸ばせる成長率。
普通は日本株で設けたいと思う人は大体6.5-7%くらいはないと株の投資なんてしないという意味です。(小難しく考えれば、株式のプレミアムは、4.5-5%くらい必要で、10年国債の利回りがリスクフリーレートで・・・etc.)。
PER17倍を分子1で逆算すると、分母は5.8%程度の差がないとイコールにならない。ということは日本の長期成長率は割引率が7%(6.5%だと)として、1.2%(0.7%)を見込んでいることになる。
日本って、1.2%しか成長しないと思われているですよ・・・・・これって低い?高い?竹中さんは2001年頃に最低2%は成長率があるとかいってましたね。
じゃあ、もしこの1。2%の長期成長率を2.2%(+1%)伸せて日本経済を期待すると、日本経済のPERは何倍まで上がるのでしょうか?計算してみてください・・・・・じゃああーん、20.8倍が答えです。ということは今が17倍ですから、ざっくり22%くらいここから上昇余地がありますね。TPXなら、1555です。おおーすごい!!
出たらめな計算ですが、日本経済について楽観的に見るならこの程度の株価上昇は十分正当化されます。頭の体操でした。投資するときは自分で色々頭の体操が必要ですね。
ちなみに、これは同僚と議論している中で出てきた数字ですが、なぜこんな話をしていたかというと、足元でイトーヨーカドーの株が急上昇しているので、PER何倍まで正当化されるか、という議論から出たものです。ちゃんちゃん。
コメント
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投稿者: fxrmyciged | 2008年03月09日 08:21